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ごみ質の基本的かつ大切な指標のひとつに”ごみの3成分(三成分)”があります。
乾燥させる、分別する、燃やすなどの工程を経て、”水分”、”灰分”、”可燃分”の3つの成分を求めます。
生ごみ = 水分 + 可燃分 + 灰分
となります。
■水分(%)
=( 湿重量 - 乾重量 ) / 湿重量 *100
※水分測定の仕様などで”恒量を得るまで”と言う表現が使われることがありますが、意味は「もうそれ以上、値(重量)が変化しない(減らない)ことが確認できるまで」と言うことになります。実際にはある時間後に計測して、さらに一定時間経過して計測してその値に変化がないことを確認すると言う、手間の掛る作業になります。
■可燃分(%) = 生ごみ - 水分 - 灰分
【参考】:組成項目
実際には”可燃物”の少量のサンプルを燃やして計算で換算します。この工程が”灰分測定”になります。
【参考】:灰分測定
※灰分測定で灰の割合を言う”灰分”と、3成分で言うところの”灰分”では意味合いが異なります。前者は「乾燥可燃物の灰分」のことで、後者は不燃物と、可燃物を燃やして残った物(灰)を合わせた物の生ごみ全体に対する割合(3成分の灰分)。
断りなく”灰分”と言う時は後者の”3成分の灰分”であることが多いです。
それぞれの工程の設定温度、時間、計算方法などは”環整95号”をご参照下さい。
・10kgの”生ごみ”を乾燥させたら 4kgになったとすると。
水分は (10-4) / 10 * 100 = 60%(水分)
・4kgの”乾燥ごみ”を分別したら 1kgが不燃物だったとすると。
残りの3kgが可燃物となる。
・乾燥可燃物3kgに対する灰分割合が10%とした場合、可燃物3kgに換算すると、
0.3kgの灰が出ることになる
(実際には3kg燃やしてみることはしないで代表的な試料を混合・調製し測定し換算する)
・不燃物は燃やしても100%燃え残るものとして(実際には燃やさないで)算入するので、そのまま1kgの灰になると考える。
・全体の灰分重量(灰の重量)は
不燃物(1kg)+ 乾燥可燃物の灰分(3kg*10%)=1.3kg
・生ごみ10kgに対する割合(灰分割合)は、
1.3 / 10 * 100 = 13% となる。
・可燃分は、
100 - 水分 - 灰分 = 可燃分 なので
100 - 60 - 13 = 27% となる
・まとめると、ごみの三成分は
水分:60%、灰分13%、可燃分27%
となります。