Eurofins Environment Testing は、PFASのような新興汚染物質を特定・監視する事の重要性を深く認識しています。当社のラボラトリーは、PFAS試験に関する個別の要件に合わせた、高品質でコスト効率に優れたソリューションを提供しています。
Eurofins Environment Testing の品質への取り組みは、誤りのない防御可能なデータ提供に留まりません。業界をリードするプログラムでは、PFAS分野のエキスパートによる技術的ガイダンス及び専門知識を統合し、分析ニーズの的確な把握、データ品質目標の達成、並びに進化する規制動向への対応を実現します。
Eurofins Environment Testing のチームは、精密かつ高精度な手法と比類のない専門性を組み合わせ、幅広いマトリックスにわたるPFAS分析を支援します。
PFAS(ペルフルオロアルキル物質およびポリフルオロアルキル化合物)とは、フッ素有機化合物であり、PFOS、PFOA、PFHxSやGenXなど多くの化学物質を含む人工化学物質群のことを指します。
これらの物質は私たちが日常生活で使用している電化製品、衣類、備品に含まれています。代表例としては、撥水性のあるスプレーや消火剤、また半導体におけるエッチング処理工程等で使用されており、現在は人体をはじめとした生物に様々な毒性が明らかになり、世界中で規制が強まっています。
工場排気や消火剤等から土壌、地下水、公共用水、水道水等に汚染が広がっていると考えられ、順次日本でも規制されております。
分析対象物に合わせて国内/海外問わず、様々なPFAS分析を提供いたします。
「PFAS MEDIA」にて国内外のPFAS情報を配信中!
PFASは何に使用されてきたのかや、世界の規制動向についてより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
| 時期 | 規制 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2009年5月 (平成21年5月) | 残留性有機汚染物質に関する ストックホルム条約(POPs 条約) |
PFOS 及びその塩:附属書 B(制限) | |
| 2010年5月 (平成22年5月) | 化学物質審査規制法(化審法) | PFOS 及びその塩:日本国内の輸入規制 | |
| 2019年12月 (令和1年12月) | 残留性有機汚染物質に関する ストックホルム条約(POPs 条約) |
PFOA及びその塩:附属書 A(廃絶) | |
| 2020年4月 (令和2年4月) | 薬生水発0330第1号 | PFOS/PFOAを水質管理目標設定項目に追加 | PFOS/PFOA合算で 0.00005 mg/l 以下 |
| 2020年5月 (令和2年5月) | 環水大水発第 2005281 号 環水大土発第 2005282 号 |
PFOS/PFOAを公共用水及び地下水の環境基準項目に追加 | PFOS/PFOA合算で 0.00005 mg/l 以下 |
| 2021年7月(令和3年7月) | SCP規則(米国:カルフォルニア州) | PFASを含むカーペットとラグを 優先製品「Priority Product」として採用 |
2021年8月31日までにPPN・PPAレポートを提出 |
| 2021年7月(令和3年7月) | LD 1503(米国:メイン州) | PFASによる汚染防止を目的とした法律発表 | 2023年の時点でPFASを含む製品の製造業者は、通知を提出 |
| 2021年10月(令和3年10月) | 化審法 | 「PFOA又はその塩」を第一種特定化学物質に指定 | 対象となる製品は輸入が禁止に |
◆参考文献
・環境省「国内等の動向について(PFOS)」
https://www.env.go.jp/council/09water/y095-13/mat07_2.pdf
・厚労省「「水質基準に関する省令の一部改正等について」の留意事項について」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000615826.pdf
・環境省「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(通知)」
https://www.env.go.jp/hourei/add/e073.pdf
TOP分析は、前駆体を酸化して測定可能なPFCAに変換し、分解前後の濃度を比較することで、通常は検出出来ないPFAS汚染を明らかにします。
TOP分析(Total Oxidizable Precursor)により、溶出液及び水中に含まれるPFAS前駆体物質を定量化することが可能です。本手法は個別化合物分析に基づいており、選択された化合物について酸化分解の前後で測定を行います。
この酸化分解により、直接測定が困難な一部のPFASが、検出可能なペルフルオロカルボン酸(PFCA)へと変換されます。分解前後における測定可能な個別物質の比率を比較することで、前駆体結合を有するPFAS汚染の状況について評価することが可能となります。
AOF(吸着性有機フッ素)は、PFAS分析を補完する手法であり、従来は検出が困難な化合物を含めた総有機フッ素を測定します。これにより、水やコーティング紙などの製品中に存在する短鎖PFASやPAPsなどの潜在的なPFAS汚染の特定を支援します。
既存のPFAS分析を補完する重要な手法として、総量パラメータであるAOF(吸着性有機フッ素)が測定されます。多くの有機フッ素化合物は、標準的な分析手法では個別に検出することが出来ません。このような場合、ほぼ全ての有機フッ素化合物を分析的に捕捉可能なAOFのような総量指標は非常に有効です。
AOFにより、水サンプル中に存在する未同定の有機フッ素化合物や、短鎖PFAS(sc-PFAS)及びポリフルオロアルキルホスフェート(PAP)などの分解生成物(代謝物)に由来する汚染を検出することが可能となります。特にホットスポットにおけるPFAS汚染の全体像を評価する為には、これらの化合物の把握が不可欠です。
また、AOFは環境分析に加え、製品試験にも活用されており、例えばコーティング紙中のPFASの有無評価などに用いられます。
TOF(総有機フッ素)は、紙系包装材及び消費財などの材料中に含まれる有機フッ素の分析に用いられます。
総量パラメータであるTOF(総有機フッ素)は、材料及び製品の分析、特に紙及びパルプ由来の製品(包装材、衛生用品、使い捨て食器など)に非常に適した手法です。
EOF(抽出性有機フッ素)は、PFASの指標として、土壌、堆肥及び汚泥中に含まれる有機フッ素化合物を測定します。
総量パラメータであるEOF(抽出性有機フッ素)は、土壌、堆肥及び下水汚泥中の有機フッ素化合物を測定することが出来、PFASの指標として活用されます。Eurofins Environment Testingは、EOFに関する新たな分析標準の開発に積極的に関与しています。
有機溶媒による抽出後、酸素気流中での燃焼を経て、フッ化物をイオンクロマトグラフィーにより測定します。