著者:Paul Morrissey, PhD, Senior Manager, Molecular & Cell Biology, Eurofins BioPharma Product Testing Ireland; Devakumar Sundaravinayagam, PhD, Senior Scientist, Biopharm
「バイオファーマニュースレター2025年Fall号」より、ユーロフィン分析科学研究所に関連する記事を翻訳してご紹介しています。
肥満、2型糖尿病、代謝疾患の治療におけるGLP-1受容体作動薬の急速な普及に伴い、高感度かつハイスループットなバイオアナリティカルプラットフォームへの需要はかつてないほど高まっています。Eurofins BioPharma Product Testing(BPT)Dungarvan(アイルランド) では、最先端のエレクトロケミルミネッセンス(ECL:Electrochemiluminescence)検出システムであるMESO QuickPlex® SQ 120MMを導入し、グローバルのお客様に迅速・正確・規制準拠の試験を提供しています。
なぜMESO QuickPlex® SQ 120MMなのか?
MESO QuickPlexプラットフォームは、リガンド結合アッセイや免疫原性試験において比類ない分析能を発揮し、GLP-1受容体作動薬の力価試験、薬物動態、及びバイオマーカー分析に理想的です。その独自のECL技術により、以下のような価値を提供します。
GLP-1受容体作動薬開発における応用
DungarvanチームはMESO QuickPlex🄬 SQ 120MMを活用し、以下を実施しています。
この機能により、非臨床から臨床段階にわたる迅速なデータドリブンの意思決定が可能となり、マルチターゲット療法の開発をサポートします。候補化合物の効率的な選択、投与量の最適化、非臨床から臨床への予測性の向上に寄与します。さらに、作用機序研究やアダプティブデザインにも貢献し、最終的には複雑な疾患(代謝疾患など)の治療における開発効率と成功率を高めます。
U-Plex及びV-Plexプラットフォームを用いたマルチプレックス戦略
マルチプレックスは、単一ウェル内で複数の分析対象を同時に定量できる強力な分析技術です。このアプローチにより、分析に必要なプレート数を削減し、貴重なサンプル量を節約できます。わずか20 μLのサンプルから最大10種類の分析対象を測定可能です。
Eurofins BPT Dungarvanでは、U-Plex技術を採用し、アッセイプレートをカスタマイズし、特定の分析ニーズに合わせた実験条件を最適化しています。その後、V-Plexレベルでのバリデーションを行い、実試験において堅牢性と再現性を強化したキットベースのアッセイを提供します。
この戦略的アプローチにより、ワークフローの効率化、データ品質の向上、コスト効率の高いハイスループット分析が期待されます。
成功のためのパートナーシップ
初めてヒトに投与するGLP-1アナログ製剤の開発であれ、後期臨床候補の最適化であれ、Eurofins BPT DungarvanのMESO QuickPlex🄬 SQ 120MMは、精度・スピード・コンプライアンスを兼ね備え、お客様のプログラムを加速します。
<補足>
(*1)U-Plex
カスタマイズ型マルチプレックスで、ユーザーが測定したいターゲットを自由に組み合わせて、最大10種類まで同時測定可能。探索研究や開発初期段階で、柔軟なターゲット選択が必要な場合に最適。
(*2)V-Plex
キットベースの標準化マルチプレックスで、MESO Scale Discoveryが提供するバリデート済みキットを使用し、特定のバイオマーカーや薬効評価に対応。臨床試験やGMP準拠の試験など、再現性と規制対応が重要な場面に最適。
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