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EBSD(Electron Back Scatter Diffraction Patterns:電子後方散乱回折分析)はSEMの電子線・後方拡散回折を利用した分析の一つで、試料の結晶情報(結晶系・グレインサイズ・配向性など)を得るのに有効な分析手法です。結晶分析ではXRD・EBSD・TEM・PEDのいずれかを用いることが多いです。XRDでは結晶の平均的な情報が得られるのに対し、EBSDでは個々の結晶粒ごとの結晶方位まで評価が可能になります。空間分解能は最大100nmほどとなり、それ以上の分解能が必要な際にはPEDをおすすめします。
試料法線に対して約70°の電子線を照射し、反射電子に含まれる電子回折パターンを検出します。EBSDは結晶構造に関する情報が既知であること(XRDのような未知試料の同定は不可)、分析情報は試料表面50nm程度のため試料表面が鏡面であることが必要になります。
| EBSD | XRD | PED |
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