塩水噴霧複合サイクル試験・塩水噴霧試験 JASO M609, JIS XZ2371対応

塩水噴霧複合サイクル試験(CCT)、塩水噴霧試験(SST)

塩水噴霧複合サイクル試験は、金属や表面処理の塩水に対する耐食性を評価します。 塩水噴霧/乾燥/湿潤のサイクルを実施する加速腐食試験で電子部品・機器がさらされる過酷な環境を再現します。

JASO M609(自動車用材料腐食試験方法)、JIS XZ2371(日本産業規格 )に沿った塩水噴霧複合サイクル試験を受託します。

※JASO M609のシャワー方式は非対応になります。

・メーカー: スガ試験機
・型格:CCT-1LM

塩水噴霧複合サイクル試験機塩水噴霧複合サイクル試験機

塩水噴霧複合サイクル試験機外観、庫内大きさイメージ 

 

電子部品・機器がさらされている外部環境。こんなお悩みありませんか?

  • 台風上陸など海塩粒子による電子部材の腐食トラブル
  • 融雪剤による計装部品や防水小型電子機器の腐食トラブル
  • 消毒液による小型機器への触手腐食トラブル
  • 塩水噴霧をベースとした要求の多い乾燥・湿潤のサイクル試験に準拠した試験所が少ない
  • 小型電子部品の部品の塩水による故障メカニズムを含めたトータル解析ができない。

当社では、JASO M609,M610に沿う塩水噴霧複合サイクル試験の実施はもちろん、電子部品などの腐食分析や故障原因調査を承ります。

 

実験結果 | 塩水噴霧複合サイクル試験と環境暴露の比較検証 (JASO M609例)

塩水噴霧試験は、金属材料(試料である金属自身、試料表面処理など)の塩水に対する耐食性を評価する試験です。

下の事例は、冷間圧延鋼板と銅クーポンを、沿岸地域と都心住宅街の環境に30日間曝露(屋外)を実施した場合と、JASO M609(自動車用材料腐食試験方法)に従った塩水噴霧複合サイクル試験(1サイクル)を実施した場合の、試料の外観の違いを比べた事例になります。

冷間圧延鋼板

暴露前(初期)

沿岸地域に30日暴露

都心住宅街に30日暴露

JASO M609 1cyc

 

銅クーポン      

暴露前(初期)

沿岸地域に30日暴露

都心住宅街に30日暴露

JASO M609 1cyc

腐食速度 データイメージ
データイメージ:腐食速度 (試験片の質量測定) 

 

塩水噴霧試験と塩水噴霧複合サイクル試験の違い

塩水噴霧複合サイクル試験(CCT:Cyclic Corrosion Test)は、金属や表面処理の塩水に対する耐食性を評価します。塩水噴霧/乾燥/湿潤のサイクルを実施する加速腐食試験で電子部品・機器がさらされる過酷な環境を再現します。 塩水噴霧試験(SST:Salt Spray Test)は、試験槽内に塩水の霧を充満させることで、海塩粒子を模した環境を人工的に作り出し噴霧し続けることで、金属材料の耐腐食性を比較評価する方法です。

 

装置概要 | 塩水噴霧・複合サイクル試験

※ご希望の条件で試験可能かどうか、試験条件をご連絡ください。

仕様

槽内寸法

850(W) × 800(D) × 1030(H)

温湿度条件

塩水噴霧試験時

温度:35℃±1℃/50℃±1℃

乾燥試験

  • 温度:20℃~70℃±1℃

  • 湿度:25%Rh(温度50℃において)

湿潤試験 

  • 温度:50℃~70℃±1℃

  • 湿度:60~95%Rh(温度50℃において)

低温試験

温度:-20℃~20℃±1℃

湿潤高温試験 

  • 温度:50℃±1℃

  • 湿度:95%Rh(JASOサイクル試験時)

試料枠耐荷重

10Kgf(床置き 100Kgf)

 

対応規格 | 塩水噴霧・複合サイクル試験

自動車規格 (JASO)
 

条件

JASO M609:1991
(ISO 11997-1 A法)
自動車用材料腐食試験方法

JASO M610:1992
(ISO 11997-1 A法)
自動車部品外観腐食試験方法

塩水濃度

 5±0.5% ※1

PH

 6.5~7.2

噴霧量

 1~2ml/80cm2/h

温湿度条件

  • 塩水:35℃±1℃

  • 時間:2.0H

  • 乾燥:60℃±1℃

  • 湿度:20~30%RH

  • 時間:4.0H

  • 湿潤:50℃±1℃

  • 湿度:95%rH以上

  • 時間:2.0H

サイクル数

30(240H), 60(480H), 90(720H),180 (1440H) 

10(80H), 30(240H), 60(480H), 120(960H)

※1  塩水 (NaCl) 以外は対応不可となります。

 

塩水噴霧試験  -  日本産業規格(JIS:Japanese Industrial Standards),  航空無線技術委員会 (RTCA:Radio Technical Commission for Aeronautics)

条件

JIS XZ2371:2015塩水噴霧試験
(NSS:Neutral salt spray test)

RTCA/DO-160G Section 14 Salt Fog
(塩水噴霧試験)

塩水濃度

5±0.5% ※1

5±1.0% ※1

PH

6.5~7.2

噴霧量

1~2ml/80cm2/h

1~3ml/80cm2/h

温湿度条件

  • 塩水:35℃±2℃

  • 時間:ユーザ指定

  • 塩水:35℃

  • 時間:

    • カテゴリS 24時間

    • カテゴリT 48時間

 ー
  • 乾燥:標準周囲温度(常温)

  • 湿度:相対湿度50%以下

  • 時間:24H

サイクル数

2H, 6H, 24H, 48H, 96H,168H,
240H, 480H, 720H, 1000H

2回

備考

試験照合片

  • 150mm×70mm,t=1mm, 6枚

  • 設置角度20°

  • 1mgまで質量測定

  • 48H後、洗浄
    (腐食物除去で70g/m2±20g/m2で装置OK)

 ー

※1  塩水 (NaCl) 以外は対応不可となります。
※2 冷間圧延鋼板SPCE(SPC:JIS記号におけるSteel(鋼)、Plate(板)、Cold(冷間)の略称)

 

 

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サービスパンフレット

エコチェッカII、ドライガーゼ方式による塩害分析、QCMセンサなど、腐食環境測定ツールをご紹介いたします。

腐食トラブルに関する課題に様々な側面からアプローチしたサービスです。

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