プレッシャークッカー(Pressure Cooker Test)試験装置は100 ℃以上の温度条件下で水蒸気雰囲気を再現することにより、試験槽内の圧力を高めることができます。この試験は、HAST(High Accelerated Stress Test)とも呼ばれ、試料の内部への水分の侵入を促進し、耐湿性試験の加速寿命評価を行うことができます。
当社は、IEC60068‐2‐66(高温高湿・不飽和加圧水蒸気)に規定された試験を受託しています。他にも、EIAJED4701(不飽和蒸気加圧試験)、JEDEC、EIA/JESD22‐A110‐A(HAST)で定められている試験を受託致します。
※Air-HAST機能
槽内に酸素が残存した状態で行うAir-HAST試験にも対応しています。試料に対して表面酸化を加速させること、腐食に起因する応力によるウィスカ成長を促すことができます。この試験は高温高湿試験との相関が比較的とりやすいと言われており、85℃/85%RHの試験をさらに加速する目的でも実施されることがあります。
HAST試験(IEC60068‐2‐66対応)
| 温湿度度範囲 |
105~142.9 ℃, 75~100 %RH
※データ提供:Espec社 |
|---|---|
| 圧力範囲 | 0.020~0.196 MPa(圧力モニタリング可能) |
| 温度上昇 | 室温 → 142.9 ℃ 約90分(乾湿球温度制御時) |
| 温度降下 | 142.9 ℃ / 75 %RH → 85 ℃ / 85 %RH 約120分(乾湿球温度制御時) |
| 槽内寸法, 容量 | 910×1850mm, 直径355mm×奥行426mm、46ℓ |
| 規格 |
ほか |
| 備考 | 制御方式のご指定がない場合は濡れ飽和制御となります。 |
対応可能な制御機能
| 制御機能 | 特徴 |
|---|---|
乾湿球温度制御モード![]() |
|
不飽和制御(加湿水温度制御)![]() |
|
|
濡れ飽和制御
|
|
※データ提供:Espec社
耐湿性評価
高加速度寿命試験は耐湿性評価の一つとなります。耐湿性評価試験には主に下記があります。
HAST試験(Highly Accelerated temperature and humidity Stress Test)- 不飽和
u-HAST(Unbiased HAST)試験とb-HAST(Biased HAST)があり、通電の有無が違いになります。
現在、高加速寿命試験としてはPCT試験よりもこちらが主流になります。
PCT試験(Pressure Cooker Test)- 飽和
一般的に121℃/100%で試験をします。
HAST試験とともに高加速度寿命試験になりますが、HAST試験との違いは飽和か不飽和の違いとなります。
134 Godo-cho Hodogaya-ku Yokohama-shi Kanagawa Japan, Yokohama
エコチェッカII、ドライガーゼ方式による塩害分析、QCMセンサなど、腐食環境測定ツールをご紹介いたします。
腐食トラブルに関する課題に様々な側面からアプローチしたサービスです。
こちらよりダウンロードお願いいたします(外部サイト)