PCOR-SIMS(Point-by-point Corrected SIMS)は、ユーロフィンEAGが長年蓄積した膨大なデータとノウハウを凝縮し、独自に開発した高度な分析アルゴリズムです。
従来のSIMSでは、材料(マトリックス)の組成が深さ方向で変化する場合、感度係数やスパッタリングレートの変動により正確な定量が困難でした。PCOR-SIMSは、深さ方向の全測定ポイントに対して補正を実行することで、組成変化を伴う複雑な積層構造においても、極めて精度の高い深さ方向プロファイルを実現します。
*各分析手法の分析深さはSMART Chartからご覧いただけます。
多層膜やヘテロ接合における「組成比」と「不純物」の同時・高精度評価。
Ge組成比に依存する不純物挙動を完全に可視化。
次世代のスケーリングに不可欠な、ナノメートルオーダーの注入分布評価。
AlGaAs/GaAs多層エピタキシャル成長膜中のドーパント、不純物元素の正確な濃度定量、精度の高い深さ換算データの提供が可能。表面からGaAs基板まで高い深さ方向分解能を保つ分析が可能なため、多層薄膜界面における炭素、酸素のスパイクを確認することが可能。
クリックして画像拡大
InGaP エミッタ HBT構造の不純物深さ方向分析(InGaAs、InGaP、GaAsの各層中で正確な濃度を分析)
クリックして画像拡大
プレアモルファス化条件の違いによる100eV注入のB極浅深さ濃度分布。
(Ge、Xeによるプレアモルファス化した条件と接合深さの相違点が判明、PCOR-SIMSでは酸素のモ二ターも可能)
クリックして画像拡大
技術資料
アプリケーションノート